実質リース契約?au, docomo, Softbankの端末割引施策をまとめた
ここ数年、スマホの価格は上昇傾向にある。少し前は10万円を超える端末は中々なかったのに今やハイエンド端末なら10万円超えは当たり前になってきた。このご時世割引なしでこれらハイエンド端末を買うのは我々一般人にはハードルが高い。そんな中で各キャリアが打ち出している端末割引施策を復習してみようと思う。
なお各社共通していることは改正電気通信事業法に従って、プログラム適用にあたって回線契約を条件にはしていない。早い話、MVNOの方でも適用可能だ。
NTT docomoの場合
ドコモは端末割引施策としてスマホおかえしプログラムなるものを提供している。
出典:NTT docomo
本プログラムを適用する条件は2つ
もう少し細かく見てみよう
36回の分割支払いとは36ヶ月分(3年)の支払い契約を結ぶということだ。これを25ヶ月目以降に返却することで最大12回分の支払いを不要にするというプログラムだ。
要するに最大34%引きで端末をリース契約できるというわけだ。大きく割引をする代わりに端末を返却する必要がある。端末を返さない場合は本割引は無効となり、通常の端末価格を支払うだけだ。
KDDI auの場合
auの場合はかえトクプログラムを提供している。こちらはドコモとはまた違った割引法だ。
出典:auより
本プログラムを適用する条件は3つ
スマホを返却する点はドコモと共通だ。ドコモと大きく異なる点はスマホの返却に加えて端末の新規購入が必要な点だ。一見ドコモに加えて条件が多いだけに見えるがメリットもある。
それはドコモがどんなスマホも最大34%割引きするのにauは対象のスマホの2年後(24ヶ月後)の下取り価格分値引きするという点だ。
出典:DIME
例えばiphone11 64GBの場合、本体価格90720円から2年後の下取り価格である36785円値引きするというわけだ。これはドコモより安い41%割引だ。なおこの2年後の下取り価格というのはauが決めるので注意されたい。
Softbankの場合
ソフトバンクの場合はトクするサポート+を提供している。
出典:Softbank
ソフトバンクの施策はかつて総務省から4年縛りだと批判された施策を踏襲している。
本プログラムを適用する条件は3つ
つまり48ヶ月分の分割支払いで対象のスマホを購入し、25ヶ月目以降で対象のスマホを購入して旧スマホを返却することで最大半額が実現可能です。ただ注意点としてはソフトバンクのスマホは他キャリアと比較して高い場合がほとんどなので、半額という言葉だけを見ず端末価格を見定めたうえで利用するのが良さそうです。
さいごに
各キャリアの割引施策が回線契約不要になったのは大きな変化点ですね!自分が契約しているキャリア以外のスマホを購入するハードルが下がったので今まで以上に端末の選択肢が増えていくと思います(´Д` )
よっぽどの人じゃない限りキャリアで端末買った方がお得な気がしますね